ブログ
こんにちは、C-ライフラボです!
本記事では、埼玉県の研修事情と喀痰吸引等研修の基本的な情報についてご紹介していきます。
埼玉県では研修機関が24社あり、全国でも比較的研修機関が多いエリアであります。特に大宮駅や浦和駅などの近隣には研修機関も多数存在し、研修自体は受講しやすい環境にあります。
一方で、喀痰吸引のオンライン研修に対応している研修は多くはなく、対面研修を中心とした研修機関が多い傾向です。
現在、大宮会場で【通信(オンライン)+通学】での研修を募集していますので、もしご興味がありましたら下記から詳細を確認してみてください。
喀痰吸引等研修:埼玉(大宮)会場での開催について
※応募期間は11/30まで
1.喀痰吸引等研修とは
喀痰吸引等制度は、平成24年4月に施行された制度です。
それまで痰の吸引や経管栄養は「医療行為」と整理されており、介護士が実施することは違法とされておりました。法制化後はご利用者本人、またはご家族の同意があり、同意書を締結すること等をもって、介護福祉士及び一定の研修を受けた介護職員等は一定の条件の下にたんの吸引等の行為を実施することができる様になりました。
喀痰吸引等研修を受講すると、介護職員でも「たんの吸引(口腔内、鼻腔内、気管カニューレ内部)」と「経管栄養(胃ろう、腸ろう、経鼻経管栄養)」を行えるようになります。研修は座学を中心として行う『基本研修』と演習を中心にて実施する『実地研修』に分かれており、両方修了すると資格が取得可能となります。
2.喀痰吸引研修の種類(第1号、第2号、第3号)
喀痰吸引等研修は、実施可能な行為および対象者に合わせて『第1号研修』、『第2号研修』、『第3号研修』と分けられています。
不特定の対象者、つまり吸引等が必要な方のどなたに対しても実施できるのが「第1号研修、第2号研修」。
特定の対象者に限って、吸引等の行為が許可されるのが「第3号研修」となります。
第1号研修と第2号研修は基本研修までは同じ内容を受講しますが、その後の実地研修の内容が異なります。
第1号研修は、たん吸引(口腔内吸引、鼻腔内吸引、気管カニューレ内吸引)、経管栄養(胃ろうまたは腸ろう・経鼻経管栄養)の全行為の実地研修を修了すると取得することができます。上記行為の一部の実地研修を修了するものが第2号研修です。
第1号、第2号研修がどの利用者にも出来るようになる資格に対して、第3号研修は『特定の利用者』に対し、その利用者の必要となる行為を実施すると取得することができます。
『特定の利用者』に限る為、第1号、第2号と比較し研修時間は短いのですが、別の利用者に実施する場合は、再度研修の受講が必要となります。
3.喀痰吸引等研修の受講メリット
介護職員として、更にスキルアップを目指したい方におすすめの資格です。
特に夜間帯に医師や看護師がいない施設や、医療的ケアを必要とする利用者がいる訪問介護事業所等、より多くの職場では重宝されるスキルとなります。職場によっては特別手当があるところもあり、給料アップにもつながります。
また、今後は訪問介護等でも看取り加算などが検討されており、より重度な利用者が増えた際には活躍する資格になると考えられております。
4.基本研修と実地研修
喀痰吸引等研修を取得するためには、『座学研修50時間・筆記試験・演習』からなる「基本研修」と実際に人に対して、たん吸引や経管栄養を実施する「実地研修」を受ける必要があります。これまで基本研修は通学(9日間~10日間)のみでしか受けることができませんでしたが、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため2020年4月よりオンラインでの基本研修の受講が認められることになり、これまでよりも更に受講しやすい環境となりました。
※感染リスクを避けるための処置であるため、いつまでオンライン対応が可能かは明確なっておりません。
5.オーボックスの研修の特徴
オーボックスはこれまでに講師派遣型の喀痰吸引等研修を全国にて実施しており、2020年現在では20都道府県にて年間約50開催以上を実施しております。また、喀痰吸引等研修のオンライン対応が認められた4か月後には愛媛県、大分県にてオンライン(オンデマンド配信)での研修をスタートさせ、2020年10月現時点で東京、福岡、埼玉等、10か所以上にてオンライン研修を開催しています。
また、オンライン化により講師費用を大きく削減することが出来た為、研修の受講費用も大きく下げ、これまでよりも、よりお客様に受講しやすい環境を構築しています。
オンライン研修の資料請求はこちら
・オンライン研修により、これまでの通学「9日間」を「2日間」で資格取得が出来ます。また、その2日間も貴社施設まで講師を派遣して受講出来ます。
・オンライン研修により受講生の受講したいタイミングで通信学習が可能です。
・他社と比較して、研修受講コスト及び研修受講の負担を大きく下げることが実現できます。
●補助金活用も可能
厚生労働省から出ている「人材開発支援助成金」も活用が可能であり、法人規模によって支給金額が異なりますが、受講料の最大約50%が戻ってくるためコスト削減も可能です。
助成金申請になれていないというお客様には弊社にて記入フォーマットと記入例を無料にてお渡ししておりますので、是非ご活用ください。
補助金に関するお問い合わせはこちら
以上、本記事では、下記についてまとめさせていただきました。
前述した通り、新型コロナウイルスをきっかけに研修のあり方も変化していきていますので、是非オンライン講座に関しては、本記事を参考にしていただければ幸いです。
メリット・デメリットはございますが、実際に合同開催・法人内開催関係なく、オンライン講座に取り組んでいる企業様の実績が出てきています。
もし、ご興味があればこちらも資料にまとめていますので、合わせて参考にしてください。
オンライン講座の開催実績の資料請求はこちら
おすすめの記事
千葉県の研修事情と喀痰吸引等研修の基本情報について
こんにちは、C-ライフラボです!本記事では、千葉県の研修事情と喀痰吸引等研修の基本的な情報についてご紹介していきます。千葉県の研修事情について登録研...
東京都の研修事情と喀痰吸引等研修の基本情報について
こんにちは、C-ライフラボです!本記事では、東京都の研修事情と喀痰吸引等研修の基本的な情報についてご紹介していきます。東京都の研修事情について東京都...
長崎県の研修事情と喀痰吸引等研修の基本情報について
こんにちは、C-ライフラボです!本記事では、長崎県の研修事情と喀痰吸引等研修の基本的な情報についてご紹介していきます。長崎県の研修事情について長崎県...
広島県の研修事情と喀痰吸引等研修の基本情報について
こんにちは、C-ライフラボです!本記事では、広島県の研修事情と喀痰吸引等研修の基本的な情報についてご紹介していきます。広島県の研修事情について広島県...