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こんにちは!C-ライフラボです!
今回は、喀痰吸引について、『どのような方が必要になるのか』『どのような方が実施対象となるのか』というご質問にお答えしていきたいと思います!
研修には第1号、第2号、第3号の3つの種類があります。
第1号2号研修は基本研修の内容が同じで、第2号研修は、気管カニューレ内部の喀痰吸引と経鼻経管栄養については実施の対象外ですので、この研修は行われません。
通常、受講費用は13万円~18万円かかり、通学で9日間もの間講義を受けるのが通常です。
この研修を実施する講師は、指導者講習を修了した医師・看護師・保健師・助産師のみが担当することができます。
ホコリや細菌が気管に付着し粘膜でくるまれ粘々とした黄色い固まりとなったものが痰です。
通常健康な人であれば、咳をすることで痰は体外に排出されます。
喀痰吸引が必要な方とは、呼吸器系疾患、筋疾患、神経変性疾患、脳機能障害などにより、嚥下や呼吸機能が正常に働かない方、痰の排泄が困難な方ということになります。
【喀痰吸引が必要な疾患例】
筋委縮性側索硬化症
パーキンソン病
脳障害
脳梗塞
脳性麻痺
気管支喘息
慢性閉塞性肺疾患
筋ジストロフィー
病状の進行度などにもよりますが、筋力が衰え咳をするのが困難な場合や、上記のような病態が原因で嚥下障害になったりする場合は、痰を吐き出すことが困難になり、気道に痰が絡むなどの状態により、正常な呼吸が出来なくなってしまいます。
気管カニューレを行っている場合は、気管支や気管カニューレ、肺に痰が溜まったりすることもあり、それが原因で肺炎の発症に至ったり、呼吸に支障を生じ、窒息に至ることもあります。
この様な命にかかわる最悪の事態を防ぐため、自分で咳をしたり痰を吐き出したり出来ない方に、痰吸引を行うことが必要となります。
吸引を行うタイミングは、定期的に行なうものだけでなく、利用者の体調などにより適宜実施することとなります。
多くのご利用者は、吸引の実施を要望として伝えることが困難です。
このため、ご利用者がどの様なタイミングで喀痰吸引の実施が必要かを、連携先の看護師や家族などにあらかじめ確認しておくことが重要です。
■口腔内痰吸引
吸引カテーテルを□から挿入し、嚥下障害がある方に実施します。
■鼻腔内痰吸引
吸引カテーテルを鼻腔から挿入し、咽頭部手前に溜まった痰を除去します。
※咽頭部手前に溜まった痰は、口腔内吸引では完全に除去することはできません。
■気管カニューレ内痰吸引
気管を切開し、気管カニューレで呼吸を確保している方には、吸引カテーテルをカニューレ内に挿入し、痰を吸引除去します。
看護師などの医療従事者は、気管や咽頭からの痰吸引を行えますが、介護職員の場合は、因頭の手前までの口腔内、鼻腔内、サイドチューブ内を含んだ気管カニューレ内に限って実施が認められています。
喀痰吸引等研修の受講を始める前の受講生からは、多くの不安の声が聞かれます。
実際に喀痰吸引が必要なご利用者を目の前にし、経験のない喀痰吸引を実施するのですから、当然のことと言えます。
喀痰吸引の技術は、繰り返し行うことで向上していきます。
通信課程の良いところの1つは、繰り返し、繰り返し動画で視聴できるということが挙げられます。
これは、従来の通学制度で学ぶ教科書からでは実現できなかったことです。
私たちC-ライフラボは、通信課程の導入により、技術をしっかりと習得して頂けるよう、その質にこだわって動画の作成を行いました。
皆さんが資格を取得し、安心して喀痰吸引の実施が出来ることを目標に研修を実施しています!
講師を派遣して自事業所で研修を行うことが可能な研修も実施しておりますので、
シフト調整や通学で悩んでいる方はご覧になって参考にしてください。
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