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【介護保険最新情報】vol878 「感染対策の手引き」

こんにちは、C-ライフラボです!

本日は、令和2年9月30 日に通知が有った、介護保険最新情報vol878についてご紹介します!!

 

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【介護保険最新情報】vol878  「感染対策の手引き」

2020 年の新型コロナウイルス感染症の流行により、感染対策の重要性が再認識されたと同時に、無症状病原体保有者からも感染が起こることが明らかとなり、完全に感染症を予防することが必ずしも容易ではないことが分かりました。

 

このため、日頃から1人1人のスタッフが感染防止のための対策を実施するとともに、介

護施設や事業所が、感染防止を実践する組織的な体制を整備し、感染症発生時には感染拡大

防止のため、適切な対応を実施することが必要とし、厚生労働省が発表しました。

 

同通知では手引きの他に以下2点が同時に発表されています。

○介護職員のための感染対策マニュアル(手引きの概要版)

○感染対策普及リーフレット(手引きのポスター版)

 

手引きの構成

この手引きは全168ページで構成され、感染症の基本的な知識から予防、新型コロナウイルスの知識や、事業所や行政の役割などが掲載されています。

 

【構成】

「第Ⅰ章総論」

「第Ⅱ章新型コロナウイルス感染症」

「第Ⅲ章感染症各論」

「第Ⅳ章参考」

 

【掲載概要】

○ 介護サービス提供の担い手である介護職員が、着実な感染対策を実践できるよう基礎

的な情報から、感染症発生時におけるサービス提供時の注意点等を掲載

 

○ 介護施設や事業所の管理者等が、感染管理体制を整備するために必要な基礎的な情報

から、感染管理体制の在り方および感染症発生時の対応等について掲載

 

【マニュアルの概要】

手引きの概要版として、介護職員向けにポイントを掲載(施設系・通所系・訪問系ごとに作成)

【リーフレットの概要】

手洗いや排泄物・嘔吐物処理の手順等をわかりやすく掲載「見てすぐ実践!」ができるように、ポスターとしても利用可能

新型コロナウイルス対策のポイント

手引きのサマリーとして用意された「感染対策マニュアル」は、施設系、通所系、訪問系などサービスごとの構成になっており、例えば訪問系は1日の流れやサービスごとに対策が書いてあり、とても見やすくなっています。

 

また、動画と連動しているため、研修にも使用しやすい構成です。

 

研修にそのまま用いることのデメリットとしては、予防策に『フェイスシールドを用いることも有効』『手洗いのタオルは利用者1人に1枚使用』等、少し現場で準備しにくい備品の記載があることです。

 

このマニュアルを用いて研修を担当する方は、事前に一読し、

『フェイスシールドではなくマスクを着用』

『手洗い後に使用するタオルは多く持参することが困難なため、紙タオルを持参しましょう』等、自身の営業所で実現可能な対応策を伝えることが重要です。

まとめ

新型コロナウイルスに加え、インフルエンザの流行時期になりました。

今一度感染症の予防に注力するとともに、予防のための備品も不足する前に備えなければいけません。

 

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